「パナソニック iT(イット) MC-BU500J」はパナソニック株式会社が販売するコードレス掃除機です。
幅7.2cmのスリムボディ。ノズルを「I字型」と「T字型」に切替えられる「くるっとパワーノズル」、見えないゴミを検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載。
「パナソニック iT(イット) MC-BU500J」の実売価格は65,000円前後です。
目次
製品情報
パナソニック スティッククリーナー コードレス イット ブロンズブラウン MC-BU500J-T
「パナソニック iT(イット) MC-BU500J」は「パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市)」が販売するコードレスサイクロン掃除機です。
2016年6月に発売された新型のコードレススティック掃除機。本体を回すだけでノズルを「I字型」と「T字型」に変形させられる「くるっとパワーノズル」を搭載。スタイリッシュなデザインが特長です。
本体カラーは「シルバーブラック(-S)」「レッドブラック(-R)」「ブロンズブラウン(-T)」の3種類です。
付属品は「延長管」「床用ノズル」「充電台(プラグカバー付き)」「充電アダプター」「すき間用ノズル」「ペタすき間ノズル」「ネジ(2個)」の7点です。
また別売品として「充電式ハイパワーリチウムイオン電池 AMV97V-LH(税別13,000円)」が用意されています。
MC-BU500Jのおすすめポイント(長所・メリット)
- 本体幅7.2センチのスリムボディ
- すき間に入る幅5センチのノズル
- 壁際までブラシが届く「ガバとり」構造
- 左右にスライドできるローラー付きヘッド
- ハウスダスト発見センサーを搭載
- 2種類の充電方法(壁掛け充電・立てかけ充電)
MC-BU500Jの欠点・注意点(短所・デメリット)
- 本体が大きい(長さ68センチ)
- サイクロンの性能が未公表
- 集じん容積が少ない(0.2L)
- 自立機能がない(壁に立て掛ける事は可能)
- 交換用バッテリーが高い(税別13,000円)
パナソニック MC-BU110Jとの違いを比較
下位モデル「パナソニック MC-BU110J」と「MC-BU500J」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「サイズ」「重量」「ヘッド」「ゴミセンサー」「使用時間」「充電時間」「運転音」「集じん容積」「お手入れ」「付属品」です。
本体カラーは「MC-BU500J」が「シルバーブラック・レッドブラック・ブロンズブラウン」、「MC-BU110J」は「ブロンズブラウン」です。
サイズは「MC-BU500J」が「スティック:幅252*奥行153*高さ1160mm 本体:幅72*奥行150*高さ680mm」、「MC-BU110J」は「スティック:幅251*奥行195*高さ1148mm ハンディ:幅111*奥行487*高さ124mm」です。
重量は「MC-BU500J」が「スティック:2.2kg 本体:1.6kg」、「MC-BU110J」は「スティック:2.7kg 本体:1.4kg」となっており、スティック状態の重量は「MC-BU500J」のほうが約500グラム軽くなっています。
ヘッドは「MC-BU500J」が「くるっとパワーノズル」、「MC-BU110J」は「ガバとりパワーノズル」を装備しています。
「MC-BU500J」はゴミを検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載しています。一方で「MC-BU110J」にはゴミセンサーがありません。
使用時間は「MC-BU500J」が「強:約10分 自動:約15~約30分」、「MC-BU110J」は「HIGH:約15分 LOW:約30分」です。
充電時間は「MC-BU500J」が約3時間、「MC-BU110J」は約5.5時間です。運転音は「MC-BU500J」が約67~63dB、「MC-BU110J」は「HIGH:約64dB LOW:約62dB」です。集じん容積は「MC-BU500J」が0.2L、「MC-BU110J」は0.6Lです。
お手入れに関しては「MC-BU500J」のダストボックス全体が丸ごと水洗いに対応しています。一方で「MC-BU110J」はダストカップ、フィルター、メッシュフィルターは水洗い可能ですがダストケースは水洗い不可となります。
付属品のアタッチメントについては「MC-BU500J」が「すき間用ノズル」「ペタすき間ノズル」、「MC-BU110J」は「すき間用ノズル」「たな用ブラシ」となっています。
ダイソン V8 フラフィ SV10FFとの違いを比較
「ダイソン V8 フラフィ SV10FF」と「MC-BU500J」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「サイズ」「重量」「ヘッド」「ゴミセンサー」「使用時間」「充電時間」「運転音」「集じん容積」「お手入れ」「付属品」です。
サイズは「MC-BU500J」が「スティック:幅252*奥行153*高さ1160mm 本体:幅72*奥行150*高さ680mm」、「SV10FF」は「本体サイズ:幅135*奥行333*高さ210mm 収納サイズ:幅250*奥行1244*高さ224mm」です。「スティック=収納サイズ」なので奥行と高さは「SV10FF」のほうが大きくなっています(ちなみにパナソニックとダイソンは奥行と高さの規定が逆になっているようです)
重量は「MC-BU500J」が「スティック:2.2kg 本体:1.6kg」、「SV10FF」は「標準:2.61kg 本体:1.58kg」となっており、パイプとヘッドをセットした状態では「SV10FF」のほうが約410グラム重いことになります。
ヘッドは「MC-BU500J」が「くるっとパワーノズル」、「SV10FF」は「ソフトローラークリーナーヘッド」を装備しています。
「MC-BU500J」はゴミを検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載しています。しかし「SV10FF」にはゴミセンサーがありません。
使用時間は「MC-BU500J」が「強:約10分 自動:約15~約30分」、「SV10FF」は「通常モード:約40分 通常モード(モーター駆動ヘッド使用時):約30分 強モード:約7分」となっており、最大稼働時間は「SV10FF」のほうが約10分長くなっています。
しかし充電時間は「MC-BU500J」が約3時間、「SV10FF」は約5時間なので「SV10FF」のほうが約2時間も充電時間がかかります。
運転音は「MC-BU500J」が約67~63dB、「SV10FF」は未公表です。集じん容積は「MC-BU500J」が0.2L、「SV10FF」は0.54Lです。お手入れに関しては「MC-BU500J」のダストボックス全体が丸ごと水洗いに対応しています。「SV10FF」は「プレモーターフィルター」「ポストモーターフィルター」が水洗い可能です。
付属品のアタッチメントについては「MC-BU500J」が「すき間用ノズル」「ペタすき間ノズル」、「MC-BU110J」は「ミニモーターヘッド」「隙間ノズル」「コンビネーションノズル」「収納用ブラケット」となっています。
感想・評価
こちらの「パナソニック iT(イット) MC-BU500J」は、パナソニックが初めて投入する高級タイプのコードレス掃除機です。今までは安価な製品しかなかったのでパナソニックとしても広告宣伝に相当な力を入れているようです。
「MC-BU500J」のセールスポイントは狭いすき間にも入る「くるっとパワーノズル」と「ハウスダスト発見センサー」です。またスティック時の重量が2.2キロと軽いこともメリットとなっています。
ただしハンディクリーナーとして使う場合、本体が細長いので他社製品に比べると取り回しが不便に感じられるかもしれません。またプレスリリースに「集じん方式(サイクロン式)」に関する言及が全くないので吸引力の持続性能と排気性能はあまり自信がないのかもしれません。
ヘッド以外は目立った特長がない製品ですが、省スペースで軽いのでワンルームなど一人暮らしの部屋に向いていると思います。
製品仕様
発売年月 | 2016年6月 |
メーカー | パナソニック |
型番 | MC-BU500J-S(シルバーブラック) MC-BU500J-R(レッドブラック) MC-BU500J-T(ブロンズブラウン) |
JANコード | 4549077678119(シルバーブラック) 4549077678126(レッドブラック) 4549077678133(ブロンズブラウン) |
ノズルタイプ | くるっとパワーノズル |
集じん方式 | サイクロン式 |
集じん容積 | 0.2L |
サイズ | スティック:幅252*奥行153*高さ1160mm 本体:幅72*奥行150*高さ680mm 収納時:幅252*奥行165*高さ1170mm |
重量 | スティック:2.2kg 本体:1.6kg 充電台:0.12kg |
使用電池 | 充電式リチウムイオン電池(セル数6本) DC21.6V、1850mAh |
連続使用時間 | 強モード:約10分 自動モード:約15~約30分 |
充電時間 | 約3時間 |
消費電力 | 充電中:約27W 本体を外したとき:約0.5W |
吸込仕事率 | - |
運転音 | 67dB~約63dB |
付属品 | 延長管、床用ノズル、充電台(プラグカバー付き)、充電アダプター、すき間用ノズル、ペタすき間ノズル、ネジ(2個) |