「東芝 トルネオV コードレス VC-CL300」は東芝ライフスタイル株式会社が販売するコードレス掃除機です。
「エアブロー機能」と付属品の一部を省略して価格を抑えた下位モデル。サイクロンカップ、モーター、バッテリーの配置を変更して手の負担が軽くなりました。
「東芝 トルネオV コードレス VC-CL300」の実売価格は55,000円前後です。
目次
製品情報
東芝 スティック&ハンディクリーナー ホワイト【掃除機】TOSHIBA TORNEO V cordless(トルネオ ブイ コードレス) VC-CL300-W
「東芝 トルネオV コードレス VC-CL300」は「東芝ライフスタイル株式会社(本社:神奈川県川崎市)」が販売するコードレスサイクロン掃除機です。
2016年型「TORNEO V cordless(トルネオ ヴイ コードレス)」シリーズの下位機種。上位モデルが搭載した「エアブロー機能」と付属品の一部を省略して価格を抑えています。
本体カラーは「(W)ホワイト」の1種類のみ。付属品は「ACアダプター、壁掛け用ホルダー、すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ」の5点です。
VC-CL300のおすすめポイント(長所・メリット)
- 機能・性能は上位モデルとほぼ同じ
- 持ち上げた時に手にかかる重さが約30%減少
- 連続使用時間が約2分長くなった
- スティック状態で充電できる「壁掛け用ホルダー」
VC-CL300の欠点・注意点(短所・デメリット)
- エアブロー機能が省略されている
- 付属品が少ない(合計5点)
- ヘッドの「自走機能」がない
- 集じん容積が小さい(0.2L)
- 充電時間が長い(約5時間)
- 自立機能がない
東芝 トルネオV コードレス VC-CL1300との違いを比較
2016年型の上位モデル「東芝 トルネオV コードレス VC-CL1300」と「VC-CL300」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「エアブロー機能」「付属品」です。他の機能・性能は2機種とも共通であり仕様に違いはありません。
本体カラー
「VC-CL1300」は「(R)グランレッド」「(N)グランブロンズ」の本体カラーが用意されています。
エアブロー機能
「VC-CL1300」には「エアブロー機能」が搭載されています。これは本体の下部に付属の「エアブローノズル」を装着してゴミを吹き飛ばせる新機能です。たとえばサッシや砂ボコリや落ち葉などを風速25m/秒以上の高速風で掃除できます。
付属品
「VC-CL1300」には「VC-CL300」と共通の「ACアダプター、壁掛け用ホルダー、すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ」に加えて「エアブローノズル、ふとん用ブラシ、付属品用ホース」が同梱されています。
東芝 トルネオV コードレス VC-CL200との違いを比較
従来品(2015年型)の「東芝 トルネオV コードレス VC-CL200」と「VC-CL300」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「デザイン」「グリップ」「サイズ」「重量」「連続運転時間」「付属品」となっています。
本体カラー
「VC-CL200」の本体カラーは「(H)ダークメタリック」と「(G)グリーン」の2色です。一方で「VC-CL300」は「(W)ホワイト」の1色のみになりました。
デザイン
「VC-CL200」と比較して「VC-CL300」のデザインは大きく変化しています。
具体的には手にかかる荷重を抑えるために「サイクロンカップ、吸引モーター、充電池」の配置が見直されました。グリップを中心に前後のバランスが良くなるようモーターとバッテリーを後方に移動させています。
結果としてヘッドを持ち上げた時に手にかかる荷重は「VC-CL200」より約30%も減少しています。
グリップ
グリップは「VC-CL300」も「VC-CL200」と同じ「らくわざフリーグリップ」を採用しています。しかしグリップの曲がり方が従来品より緩やかに改良されています。またグリップの断面を丸から楕円形に変更した結果、さらに持ちやすくなりました。
サイズ
スティック状態のサイズは「VC-CL200」が幅224*長さ1,060*高さ213mm、「VC-CL300」は幅224*長さ1,030*高さ224mmなので、長さは「VC-CL300」のほうが30ミリ短くなりました。しかし高さは「VC-CL200」のほうが11ミリ小さくなっています。
重量
重量は本体・延長管・ヘッドの合計質量が「VC-CL200」も「VC-CL300」も同じ1.9kgとなっています。しかし本体のみの質量は「VC-CL300」のほうが従来品より100グラム重い1.4kgになりました。重量増加の正式な理由は明らかではありませんが重心の位置を改良した結果、バッテリーがグリップより少し後ろに飛び出す形状になったことが影響していると思われます。
連続運転時間
連続運転時間は「VC-CL300」のほうが自動モードと強モードでそれぞれ従来品より約2分長くなっています。これはバッテリーの改良などが行われたのだと思います。
付属品
掃除用のアタッチメントは従来品と同じなのですが「充電スタンド」が廃止された代わりに「壁掛け用ホルダー」が追加されました。これは文字どおりスティック状態で充電しながら収納できるホルダーで壁にかけて使用します。
感想・評価
こちらの「東芝 トルネオV コードレス VC-CL300」は2015年モデルのマイナーチェンジ品です。
デザインの変更によりバランスが良くなったので使い勝手は向上していますが、基本的な機能・性能は従来品とほとんど変わりません。
上位機種の「VC-CL1300」との違いは「エアブロー機能」と付属品です。集合住宅などにお住いでエアブロー機能が必要ない人は下位モデルの「VC-CL300」を選んでも問題ないと思います。
ただし上位機種には「エアブローノズル、ふとん用ブラシ、付属品用ホース」が付属するので布団掃除をしたい人には「VC-CL1300」をおすすめします。
製品仕様
製品名 | トルネオV コードレス |
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発売年月 | 2016年9月 |
メーカー | 東芝 |
型番 | VC-CL300-W ホワイト |
JANコード | 4904550965740(ホワイト) |
ノズルタイプ | 軽量パワーヘッド(モーター駆動式) |
集じん方式 | バーティカルトルネードシステム(サイクロン式) |
集じん容積 | 0.2L |
サイズ | スティック状態:幅224*高さ224*長さ1,030mm 壁掛け用ホルダー収納状態:幅224*高さ1,105*奥行き234mm |
重量 | 標準質量:1.9kg 本体質量:1.4kg |
使用電池 | リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | 自動:約8~20分間 強:約8分間 セーブ:約20~25分間 |
充電時間 | 約5時間 |
消費電力 | 本体充電時:約13W 充電完了後:約0.3W 本体を外した時:約0.3W |
吸込仕事率 | - |
運転音 | - |
付属品 | すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ、ACアダプター、壁掛け用ホルダー |