「シャープ FREED2 EC-SX310」はシャープ株式会社が販売するコードレス掃除機です。
から拭き効果が高く洗える高機能ヘッドを搭載。排気フィルター・付属品が充実した上位機種。重心を考慮した「マジックバランス」で手にかかる重さを約40%低減しています。
後継機種は「シャープ FREED EC-SX520」です(2016年5月発売)
目次
製品情報
シャープ 掃除機 コードレス サイクロン 自走式 FREED 2 ゴールド EC-SX310-N
「シャープ FREED2 EC-SX310」は「シャープ株式会社(本社:大阪府堺市)」が販売するコードレスサイクロン掃除機です。
2015年7月に発売された「FREED 2(フリードツー)」シリーズの上位モデル。ヘッド、フィルター、付属品が充実しています。
本体カラーは「ゴールド系(-N)」「レッド系(-R)」です。付属品は「バッテリー」「充電器」「すき間ノズル」「ベンリブラシ」「スタンド用フック」「2WAYベンリヘッド」「付属吸込口収納スタンド」の7点です。
シャープ FREED2 EC-SX210との違いを比較
下位モデル「シャープ FREED2 EC-SX210」と「EC-SX310」の主な違いは「本体カラー」「サイズ」「ヘッド」「フィルター」「付属品」です。
本体カラーは「EC-SX310」が「ゴールド系(-N)」「レッド系(-R)」、「EC-SX210」は「ブルー系(-A)」「ピンク系(-P)」となっています。
本体サイズは「EC-SX310」が「幅238*奥行213*高さ1011mm」、「EC-SX210」は「幅221*奥行213*高さ1011mm」となっています。
ヘッドは「EC-SX310」が「洗える“強力自走&床みがき”パワーヘッド」、「EC-SX210」は「パワーヘッド」を搭載しています。
「EC-SX310」のヘッドは「自走アシスト機能」「から拭き機能」「壁際吸込み機能」が強化されています。さらに「洗える構造の吸込口」を採用しており、吸込口底面の回転ブラシカバー、回転ブラシ、ヘッドカバーを水洗いできます。一方「EC-SX210」はブラシのみ水洗い可能です。
フィルターは「EC-SX310」が「ふんわり排気」「高性能フィルター」「Ag+アレルディフェンスフィルター」を搭載しています。一方で「EC-SX210」は「高性能フィルター」のみとなります。
付属品は「EC-SX310」が合計7点、「EC-SX210」は「バッテリー」「充電器」「すき間ノズル」「ベンリブラシ」「スタンド用フック」の合計5点となっており「2WAYベンリヘッド」と「付属吸込口収納スタンド」が省略されています。
他の機能・性能は共通仕様となっています。
シャープ FREED EC-SX200との違いを比較
2014年モデル「シャープ FREED EC-SX200」と「EC-SX310」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「サイズ」「重量」「マジックバランス」「自立機能」「ヘッド」「モーター」「フィルター」「消費電力」「使用時間」「付属品」となっており大きく変化しています。
本体カラーは「EC-SX310」が「ゴールド系(-N)」「レッド系(-R)」、「EC-SX200」は「ゴールド系(-N)」「レッド系(-R)」「ブルー系(-A)」の3種類です。
本体サイズは「EC-SX310」が「幅238*奥行213*高さ1011mm」、「EC-SX200」は「幅218*奥行199*高さ1003mm」となっています。
標準質量(本体・ヘッド・パイプ・バッテリーの合計)は「EC-SX310」が2.1kg、「EC-SX200」は2.2kgです。
「EC-SX310」は「マジックバランス」と呼ばれる新構造を採用しています。これにより「EC-SX200」と比べて手にかかる重さが約40%低減されました。
また「EC-SX310」は本体のみで立てられる「自立機能」を搭載しています。ただし収納する場合は付属の「スタンド用フック」を使用します。
ヘッドは「EC-SX310」が「洗える“強力自走&床みがき”パワーヘッド」、「EC-SX200」は「パワーヘッド」を搭載しています。
「EC-SX310」のヘッドは「強力自走機能」を備えており、「EC-SX200」と比べて自走アシスト力が約4倍になりました。から拭き機能に関しても「EC-SX310」のヘッドは専用の「床みがきブラシ」を備えているためフローリングの乾拭き効果が高くなっています。
さらに「EC-SX310」のヘッドは「洗える構造の吸込口」を採用しており、吸込口の裏側など汚れやすい部分を外して水洗い可能です。
「EC-SX310」のモーターは「EC-SX200」と比較して吸引風量が約30%以上アップしています。フィルターは「EC-SX310」が「高性能フィルター」「Ag+アレルディフェンスフィルター」「ふんわり排気」、「EC-SX200」は「高性能フィルター」のみとなります。
自動モードの使用時間は「EC-SX310」が約10~30分、「EC-SX200」は約10~20分です。充電完了後の消費電力は「EC-SX310」が約0.5W、「EC-SX200」は約0.4Wです。
付属品は「EC-SX310」が合計7点。「EC-SX200」は「バッテリー」「充電器」「すき間ノズル」「ベンリブラシ」「スタンド用フック」の合計5点となっており「2WAYベンリヘッド」と「付属吸込口収納スタンド」はありません。
感想・評価
こちらの「シャープ FREED2 EC-SX310」は前モデルから大幅に進化しています。
ハンドル、モーター、バッテリー、サイクロン機構の配置を下側に変更。重心のバランスが良くなった結果、手にかかる重さが前モデルは約1.82キロでしたが「EC-SX310」は約1.08キロに改善しています。
逆に言えば2014年モデルの「EC-SX200」はデザインが悪かったため、手に相当な負担がかかっていたことになります(実際に数値以上に重く感じられる製品でした)
ちなみに下位モデル「EC-SX210」と「EC-SX310」の主な違いはヘッド、フィルター、付属品となっています。
「EC-SX310」は、アレル物質を抑える「Ag+アレルディフェンスフィルター」、体に当たる排気風を弱める「ふんわり排気」を装備しているので、排気の汚れが気になる人は「EC-SX310」を選んだほうが良いと思います。
製品仕様
発売年月 | 2015年7月 |
メーカー | シャープ |
型番 | EC-SX310-N(ゴールド系) EC-SX310-R(レッド系) |
JANコード | 4974019850030(ゴールド系) 4974019850023(レッド系) |
ノズルタイプ | モーター駆動パワーヘッド |
集じん方式 | 遠心分離サイクロン |
集じん容積 | 0.2L |
サイズ | 本体サイズ:幅238*奥行213*高さ1011mm |
重量 | 標準質量(吸込口・パイプ・本体・バッテリー含む):2.1kg |
使用電池 | リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | 自動モード:約10分~30分 強モード:約8分 |
充電時間 | 約80分 |
消費電力 | 充電中:約40W 充電完了後:約0.5W |
吸込仕事率 | - |
運転音 | - |
付属品 | バッテリー、充電器、すき間ノズル、ベンリブラシ、2WAYベンリヘッド、スタンド用フック、付属吸込口収納スタンド |