「日立工機 コードレスクリーナー FR7D(Hitachi Koki Cordless Cleaner FR7D)」は日立グループの日立工機が販売するコードレス掃除機です。
7.2Vニッカドバッテリーを内蔵しており運転時間は最大約20分です。充電時間は約3時間。集じん方式は紙パック式です。
「日立工機 コードレスクリーナー FR7D」の実売価格は10,000円前後です。
製品情報
日立工機 7.2V コードレスクリーナー ブラック 充電式 FR7D(B)
「コードレスクリーナー FR7D」は、日本の大手電動工具メーカー「日立工機」が販売するコードレスタイプのスティック型クリーナーです。同社のコードレス掃除機にはバッテリーが異なる3種類のモデルが用意されています(R18DSL・R14DSL・FR7D)
こちらで紹介する「FR7D」は、内蔵式バッテリーを搭載するエントリーモデルです。上位モデルが建築現場・清掃作業などの「プロ用」として販売されているのに対して、「FR7D」はカラーバリエーションを豊富にするなど一般家庭向けとして販売されています。
ボディカラーは「ホワイト」「ピンク」「ネイビー」「ブラック」の4種類。付属品は「充電器」「延長管」「床用ノズル」「スキマノズル」「紙パック(10枚)」 の5点です。
上位機種(R18DSL・R14DSL)との主な違いは、「バッテリー」「充電時間」「連続使用時間」「吸込仕事率」「集じん方式」「集じん容量」「本体サイズ」「本体重量」です。
まず「バッテリー」については、「円筒ニッケルカドミウム電池(Ni-Cd)」を内蔵しています。このバッテリーは上位モデルと異なり、日立工機製の電動工具と共用できません。「充電時間」は上位モデルより長めの約3時間です(上位機種は約22分)。
「連続使用時間」は「強(HIGH)」で約10分、「標準(LOW)」で約20分です。「吸込仕事率」は「強(HIGH)」で18W、「標準(LOW)」の場合は5Wです。
「集じん方式」は紙パック式を採用しています。洗浄して繰り返し使える「ダストバッグ」と使い捨てタイプの「紙パック」に対応しており、工場出荷時はダストバッグが装着されています。粒子の大きなゴミには「ダストバッグ」、微細な粉じんには「紙パック」を使用します。
「本体サイズ」は全長は2ミリ長いのですが、全幅と全高に関しては上位モデルより若干小さくなっています。また「本体重量」もわずかに重くなっています。
使い方を解説すると、まずバッテリーへの充電を行います。本体に充電器プラグを接続して約3時間経つとハンドルの「充電ランプ」が消灯。充電が完了です。
通常の掃除では「床用ノズル」と「延長管」を接続して使用します。床用ノズルは「首振りヘッド」を採用。前後左右に動かせるので便利です。車内や家具の隙間およびサッシの溝には付属の「スキマノズル」も利用できます。またノズルの接続口が斜めにカットされているので、ノズル・パイプなしでも使いやすくなっています。
ハンドルのスイッチを動かすと吸引を開始します。吸引力は「強(HIGH)」と「標準(LOW)」の2段階で切替え可能です。「OFF」にすると電源が切れます。
ゴミ捨てはフロントカバーを開けて紙パックを取り出します。フロントカバーはプッシュレバーをつまむだけのワンタッチ式です。別売品の「紙パック(10枚入り)」は税別600円、「ダストバッグ」は税別300円で販売されています。
本体の後部には立て掛けて保管する時に便利な「壁掛けフック」が付いています。このフックを利用して吊り金具などに引っ掛けておくと転倒しないので安心です。
製品仕様
発売年月 | 2010年 |
---|---|
メーカー | 日立工機 |
型番 | FR7D ホワイト FR7D(P) ピンク FR7D(A) ネイビー FR7D(B) ブラック |
ノズルタイプ | 床用ノズル |
集じん方式 | 紙パック式 |
集じん容積 | ダストバッグ:0.5リットル 紙パック:0.33リットル |
本体寸法 | 長さ44.3センチ*幅11.3センチ*高さ13.3センチ |
本体質量 | 約1.1キロ |
使用電池 | 円筒ニッケルカドミウム電池(直流7.2V、1.5Ah) |
連続使用時間 | 強:約10分 標準:約20分 |
充電時間 | 約3時間 |
消費電力 | 未公表 |
吸込仕事率 | 強:18W 標準:5W |
運転音 | 未公表 |
付属品 | 充電器、延長管(ノズルホルダ付) 床用ノズル、スキマノズル ダストバッグ(本体装着)、ダストストッパー(本体装着) 紙パック(10枚) |