「エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム 14.4V ZB3104/ZB3107」はエレクトロラックス・ジャパン株式会社が販売するコードレス掃除機です。
「リチウムイオン電池」を搭載。最大30分間の連続運転に対応。一部の付属品を省略して価格を抑えた下位機種です。
後継機種は「エレクトロラックス ZB3105AK/ZB3106AK エルゴラピード・リチウム スタンダード」です(2016年9月発売)
目次
製品情報
エレクトロラックス サイクロン式スティック&ハンディクリーナー エルゴラピード・リチウム アイスホワイト ZB3104
「エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム(ergorapido Lithium) 14.4V ZB3104/ZB3107」は「エレクトロラックス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区)」が販売するコードレスサイクロン掃除機です。
2015年5月に発売された「エルゴラピード・リチウム ZB31シリーズ」の下位機種。「リチウムイオン電池 DC14.4V」を搭載しており通常モードで最大30分間の掃除が可能です。
本体カラーは「ZB3104(アイスホワイト)」「ZB3107(ダークボルドー))」の2種類です。
付属品は「すき間ノズル、ブラシノズル、フィルターセット(プレフィルター・ファインフィルター )、ACアダプター、充電ステーション」の5点となります。
バッテリーの寿命は1回約6分間の使用で充電を繰り返した場合「約2,500回」とされています(満充放電の場合は「約500回」です)
バッテリー交換の際には「ハンドユニット」を丸ごと交換する必要があります(リチウムイオン電池はハンドユニットに内蔵されています)。ハンドユニットの価格は税別9,000円です。
ZB3104/ZB3107のおすすめポイント(長所・メリット)
- 長めの運転時間(最大30分間)
- ブラシロールクリーン機能(からまりを簡単に除去)
- ヘッドにLEDライト内蔵
- 自立機能(スタンドなしで立てられる)
ZB3104/ZB3107の欠点・注意点(短所・デメリット)
- 付属品が少ない(アタッチメントは2種類のみ)
- スティック時が重い(約2.5kg)
- フィルターが目詰りしやすい
- バッテリーだけを交換できない(ハンドユニットの交換になる)
エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム 18V ZB3113AK/ZB3114AKとの違いを比較
上位機種「エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム 18V ZB3113AK/ZB3114AK」と「ZB3104/ZB3107」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「重量」「ダストピックアップ率」「バッテリー」「運転時間」「消費電力」「付属品」です。
本体カラーは「ZB3104/ZB3107」が「アイスホワイト・ダークボルドー」、「ZB3113AK/ZB3114AK」は「タングステン・ローズゴールド」となっています。
重量は「ZB3104/ZB3107」が「本体:2.5kg/ハンドユニットのみ:1.1kg」、「ZB3113AK/ZB3114AK」は「本体:2.6kg/ハンドユニットのみ:1.2kg」なので「ZB3104/ZB3107」のほうが約100グラム軽くなっています。
ダストピックアップ率は「ZB3104/ZB3107」が「フローリング:98%/カーペット:47%」、「ZB3113AK/ZB3114AK」は「フローリング:98%/カーペット:53%」なので「ZB3113AK/ZB3114AK」のほうがゴミをよく吸い取ります。
バッテリーは「ZB3104/ZB3107」が「リチウムイオン電池 DC14.4V」、「ZB3113AK/ZB3114AK」は「ターボパワー・リチウムイオン電池 DC18V」を搭載しています。
運転時間は「ZB3104/ZB3107」が「通常モード:30分/最大モード:13分」、「ZB3113AK/ZB3114AK」は「通常モード:45分/最大モード:16分」なので、「ZB3104/ZB3107」は上位機種と比べて通常モードで約15分、最大モードは約3分使用時間が短くなっています。
消費電力は「ZB3104/ZB3107」が13.3W、「ZB3113AK/ZB3114AK」は16.3Wとなっており「ZB3104/ZB3107」のほうが省エネです。
付属品について「ZB3104/ZB3107」は合計5点ですが、「ZB3113AK/ZB3114AK」には「布団ノズル、ホース、布用ノズル、ロング隙間ノズル」が同梱されていて合計9点のセットになっています。
エレクトロラックス エルゴラピード ZB3004/ZB3006との違いを比較
旧モデル「エレクトロラックス エルゴラピード ZB3004/ZB3006(2013年10月発売)」と「ZB3104/ZB3107」の違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「重量」「ダストピックアップ率」「バッテリー」「充電時間」「運転時間」「出力電力」「消費電力」です。
本体カラーは「ZB3104/ZB3107」が「アイスホワイト」「ダークボルドー」、「ZB3004/ZB3006」は「アイスホワイト」「パープル」となります。
重量は「ZB3104/ZB3107」が「本体:2.5kg/ハンドユニットのみ:1.1kg」、「ZB3004/ZB3006」は「本体:2.7kg/ハンドユニットのみ:1.2kg」なので、「ZB3104/ZB3107」のほうが本体は200グラム、ハンドユニットは100グラム軽くなっています。
ダストピックアップ率は「ZB3104/ZB3107」が「フローリング:98%/カーペット:47%」、「ZB3004/ZB3006」は「フローリング:97%/カーペット:44%」とされています。
バッテリーは「ZB3104/ZB3107」が「リチウムイオン電池 DC14.4V」、「ZB3004/ZB3006」は「ニッケル水素電池 DC14.4V」となります。
充電時間は「ZB3104/ZB3107」が4時間、「ZB3004/ZB3006」は16時間とされていて「ZB3104/ZB3107」のほうが12時間も早く充電が終わります。
運転時間は「ZB3104/ZB3107」が「通常モード:30分/最大モード:13分」、「ZB3004/ZB3006」は「通常モード:25分/最大モード:13分」なので、「ZB3104/ZB3107」の使用時間は通常モードで5分長くなっています。
出力電力は「ZB3104/ZB3107」が「25V・500mA」、「ZB3004/ZB3006」は「20V・200mA」です。消費電力は「ZB3104/ZB3107」が13.3W、「ZB3004/ZB3006」は4.5Wです。
感想・評価
こちらの「エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム 14.4V ZB3104/ZB3107」は、2013年10月に発売された「エレクトロラックス エルゴラピード ZB3004/ZB3006」のマイナーチェンジモデルです。
本体サイズと機能は従来品と同じです。しかしバッテリーが「ニッケル水素電池(Ni-MH)」から「リチウムイオン電池(Li-ion)」に変更されたことで大幅に性能アップしています。
最も大きく変わったのは充電時間で16時間から4時間に短縮されました。本体も200グラム軽量化されたので多少値段が高くとも「エルゴラピード・リチウム 14.4V ZB3104/ZB3107」を買ったほうが良いと思います。
ちなみに上位機種の「エレクトロラックス エルゴラピード・リチウム 18V ZB3113AK/ZB3114AK」には4種類のアクセサリー(布団ノズル・ホース・布用ノズル・ロング隙間ノズル)が付属します。
別売り品を後から購入することもできるのですが「布団ノズル(税別4,980円)」「ホース(税別3,480円)」「布用ノズル(税別3,980円)」「ロング隙間ノズル(税別2,480円)」という価格で販売されていて高く付きます。
少しでも必要に感じたら最初から上位機種の「ZB3113AK/ZB3114AK」を選んだほうが良いでしょう。
製品仕様
発売年月 | 2015年5月 |
メーカー | エレクトロラックス |
型番 | ZB3104(アイスホワイト) ZB3107(ダークボルドー) |
JANコード | 7332543427253(アイスホワイト) 7332543427260(ダークボルドー) |
ノズルタイプ | パワーノズル(電動ブラシ) |
集じん方式 | サイクロン式 |
集じん容積 | 0.5L |
サイズ | 本体:幅263*奥行150*高さ1070mm ハンドユニットのみ:幅117*奥行120*高さ450mm 充電ステーション含む:幅278*奥行218*高さ1,110mm |
重量 | 本体:2.5kg ハンドユニットのみ:1.1kg |
使用電池 | リチウムイオン電池 DC14.4V 出力電力:25V/500mA |
連続使用時間 | 通常モード:30分 最大モード:13分 |
充電時間 | 4時間 |
消費電力 | 13.3W |
吸込仕事率 | - |
運転音 | - |
付属品 | すき間ノズル、ブラシノズル、フィルターセット(プレフィルター・ファインフィルター )、ACアダプター、充電ステーション |